破損・汚損被害での火災保険申請はできる?
申請の流れや注意点を徹底解説します

破損・汚損被害での火災保険申請はできる?申請の流れや注意点

突然ですが、自然災害や急な事故・事件で自宅を破損した経験はありますか?
このような体験をした場合にかならずかかってくるのが、修理代金ですよね。

そこを補償できるのが火災保険なのですが、なんと日本全国での火災保険加入率は、たったの30%。
そのなかでも6人に1人しか、保険金申請はしていないようなのです。
そこで今回は、破損・汚損被害での火災保険申請の可否や申請の流れ、注意点などを紹介していきます。
ぜひ参考にしてみてください。

破損・汚損被害での火災保険申請はできる。

結論からいうと、破損・汚損被害での火災保険申請はできます。
そもそも破損・汚損被害とは「うっかり起こしてしまった偶然、かつ予測不可能な事故」を指します。
故意的に壊したものや、外傷がついたものの機能性に問題がない場合などは補償されません。
※一部を除きます。
また保険会社によっては、補償されないものもあります。
自分がどのような内容の火災保険に加入しているのか、これを機に1度チェックしてみましょう

そもそも火災保険が適用されるものとは?

そもそも破損・汚損被害とは、どのような内容なのでしょうか?
そのようなシーンで保険金を受け取ることができるのか、書きにまとめてみます。

  • 掃除中に壁にものをぶつけて、壁を破壊してしまった
  • 子どもが室内でボールを投げ、窓ガラスが破損してしまった
  • テレビにゲーム機が当たってしまい、見られなくなってしまった

主に子どもが何かを壊してしまった場合での適用が多いのですが、もちろん大人でも可能です。
また破損・汚損被害での火災保険申請ができるのは、保険の対象物が壊れた時なので注意しましょう。

破損・汚損被害の火災保険申請をするために必要なものは?

ここからは破損・汚損被害の火災保険申請をする際に必要な書類や写真について、解説していきます。
保険会社によっては必要ない場合もありますが、一般的には自分で用意するものです。

1、保険金請求書

保険金請求書とは、破損・汚損被害での火災保険申請において1番重要です。
これはどの程度の破損状態かを確認したうえで、請求できる保険金額を記入したもの。
知識がないと、破損と保険金請求の程度は分かりにくいでしょう。
こういったときには、火災保険申請の代理業者というものを利用するのがおすすめです。

2、破損証拠写真

ここでいう写真とは、破損した部分を写したものです。
保険会社は、保険金請求書のみでは判断できません。
破損箇所を大きく見積もって不正請求されるのを防ぐため、こういった写真が必要となります。
屋根上など、自分で撮影するのが危険な場合は保険会社へ申し出て「鑑定人」を呼んでください。
その方に撮影してもらい、自分では絶対に無理をしないようにしましょう。

3、修理見積書

修理見積書とは、破損箇所から導きだされる修繕工事の予算を記した書類です。
これは修理をしてくれる工事会社に申請して作成してもらうのが、一般的。
ただ「保険金請求書から無料で作成し、サポートします」といった保険申請代行業者によるトラブルが多発しています。
保険金を多く受け取るために、修理見積書を改ざんするのは違法です。

破損・汚損被害で火災保険申請するときの注意点

火災保険申請の流れは理解できましたか?
つぎに破損・汚損被害での火災保険申請をするときの注意点を、3つ解説します。

1、申請は3年以内に行う

衝突被害だけではありませんが、火災保険申請をする場合は3年以内に行いましょう。
3年を過ぎると無効となり、火災保険は適用されません。
もし悪質な業者への対応で遅れるといったような場合があれば、併行して申請を行いましょう。

2、修理費が安いと使えない可能性がある

破損・汚損被害での火災保険申請をする場合、修理費が20万円以下だと火災保険が適用されないこともあります。
これは加入している保険が「20万円以上型」なのか「免責方式」なのかで変わります。
20万円以上型の場合、修理費が20万円を超えていれば保険料を上限額まで受け取れます。
ただし免責方式型の場合、はじめに設定する自己負担金額を超える工事費用でなければ保険料は0円に。
どちらに加入しているのか、チェックしておきましょう。

3、悪質な業者に注意する

こちらも破損・汚損被害での火災保険申請だけではないのですが、やはり高額な工事費用を請求したり違約金を支払わせたりするような悪質な業者もいます。
以下のような代行業者の場合は、少し注意しましょう。

  • 契約書の控えを渡してもらえない
  • 契約書にクーリングオフ制度の記載がない
  • 説明時に高額な違約金の話をされない
  • 屋根などを故意に破壊する
  • 保険金額を多く請求するためといって、あらゆることをしてくる

他にも挙げればキリがないのですが、少しでもおかしいと感じたら気をつけてください。

まとめ

今回は、破損・汚損被害での火災保険申請の可否や申請の流れ、注意点などを紹介してきました。
そこで当サイトでは、破損・汚損被害での火災保険申請で困っているあなたに代わってサポートをする、代行業者を掲載しています。
もちろん上記に挙げた悪質な企業ではなく、信頼性のある業者ばかり。
もしお悩みなら、ぜひ当サイトに掲載されている代行業者を安心してご利用くださいませ。