火災保険の申請代行サービスを利用する3つの注意点
利用する際の注意点3つを紹介

火災保険の申請代行サービスを利用する3つの注意点

「火災保険の申請はどうすればいい?」
「仕事が忙しくて自分には申請の時間が取れない」

今回はこのようなお悩みに対して、火災保険の申請代行サービスを紹介していきます。
しかし火災保険の申請代行サービスは悪質な業者もあるため、利用する際の注意点を知っておきましょう。
※本記事では「火災で屋根が破損した」という前提で読んでください。

火災保険はどう申請する?

火災保険の申請代行サービスについて触れる前に、まずは自身での申請方法を説明します。 保険請求の流れは、以下の通りです。

  • 1. 屋根の修理業者へ見積もりを依頼する
  • 2. 見積もり書を受け取り、確認
  • 3. 見積もり書と請求書を保険会社へ提出
  • 4. 保険会社の審査を待つ

かなりシンプルな作業ではありますが、請求書や破損部分の証明となる写真を撮影するなど、1人では難しい箇所もあります。
そこで火災保険の申請代行サービスを利用する人が多いのです。

火災保険の申請代行サービスとは?

火災保険の申請代行サービスとは、上記の手順をサポートするサービスのこと。
間違われやすいのですが、火災保険の申請代行サービスは「申請部分のみ本人が行う」ことが必須です。
本人以外が申請すると違反となり、保険金が受け取れないなどのペナルティを受ける可能性があります。
そこで火災保険の申請代行サービスでは、以下のようにサポートしています。

  • 1. 屋根やそれ以外の破損箇所についての見積もり
  • 2. 必要な写真撮影や書類チェック
  • 3. 保険会社へ提出する申請書類の書き方
  • 4. 破損箇所の工事(この部分は外注が多い)
  • 5. その他の不安なことについて回答

最終的な申請部分以外は丸投げ状態で進むので、時間がない方や面倒な方におすすめです。

火災保険の申請代行サービスで注意したいポイント

火災保険の申請代行サービスは魅力的ですが、注意するべき点を3つ紹介します。

1、途中で解約すると違約金が発生する

火災保険の申請代行サービスは屋根の修理業者が行うなど、基本的に他の業務とセットで行われています。
これは大体の会社が火災保険の申請代行サービスを無料にして、そのまま自社での工事契約に繋げることで利益を得る仕組みです。
つまりこういった業者に依頼して工事前に契約終了する場合、違約金が発生し、その額も大きくなりやすいので注意しましょう。

2、知らずのうちに金額の水増しで虚偽報告される

火災保険の申請代行サービスでは、実際の見積もりに自社の利益分を大幅に乗せている会社もあります。
この場合、利用者は気づけるはずもなくそのまま保険会社へ提出し受理されます。
問題なのは知らずのうちに金額を水増しされているとはいえ、これがバレると虚偽報告として利用者がペナルティを受ける可能性も。
最悪の場合、保険金が一切受け取れなくなることもあるので注意が必要です。

3、詐欺が横行している

先ほどお伝えしたように、火災保険の申請代行サービスはセットにしていることが多いです。
すると申請代行については利用者の負担がなくなるため、それを上手く利用して集客します。
しかし、実際に火災保険の申請でもらえるのは「請求直前のリフォーム箇所の評価額」です。
そしてこの評価額は年々低下しているため、実際にもらえる保険金のみではリフォーム代は到底賄いきれないのです。
この時点ですでに火災保険の申請代行サービスを利用している状態ですので「違約金を払って解約する」か「実費を払って工事してもらう」の2択になりますよね。
こういった悪質業者も増え、詐欺が横行しているので注意しましょう。

まとめ

今回は火災保険の申請代行サービスのとはどんなものか、そして利用する際の注意点を紹介しました。
もちろん悪質ではない火災保険の申請代行サービスもありますが、素人が見極めるには少し難しいですよね。
そこで当サイトに掲載されている火災保険の申請代行サービス業者は安全な会社のみ厳選しています。
ぜひ安心してご活用ください。